コンタクトレンズによるトラブルを防ぐために不適切な例をあげてみました。
初めは、気にしてルールを守っていた方も慣れてくるとルーズになりがちですので、
もう一度チェックしてみてください。

 

1. 目の痛み、充血、目やに、異物感などがあっても我慢したりそのままにしている。
眼障害を起こしていたり、なる可能性があります。
早めに眼科を受診しましょう。

2. 決められた使用期間を過ぎて装用している。
　（１日使い捨てを数日間使用）
　（２週間使い捨てを１ヶ月近く使用）
汚れの蓄積、レンズの変形、切れは、眼障害につながる恐れがあります。
3. 夜レンズを外さずに朝まで寝てしまった。
寝ている間は涙が少なくなり酸素不足になったり、レンズが眼に張り付いて取れにくくなり、トラブルになることがあります。

4. 消毒液を毎日交換していない
消毒効果がなくなり、細菌繁殖する恐れがあります。
5. こすり洗いをしていない。
ケア用品によっては、こすり洗いの必要のないものもありますが、こすり洗いで汚れや細菌を取り除きます
6. レンズケースを交換していない。
レンズは、ケアしていてもケースが汚れている場合があります。毎日洗って乾燥させ定期的に交換してください。

7. レンズの保存や洗浄に水道水を使用している

細菌やアカウントアメーバーが付着し感染する恐れがあります。必ず専用の保存液を使用してください。

8. 同じハードレンズ／同じソフトレンズ（使い捨てではない）を長年使用している。
目の状態や取り扱い方によって個人差があり、必ずしも何年と言い切る事はできません。一般的に酸素透過性ハードコンタクトレンズは2～3年ぐらい、ソフトコンタクトレンズは1～2年ぐらい使えます。キズや破損、汚れなどが使用できなくなる主な原因です。
9. お化粧の後にレンズをつけている
先に化粧品を触るとレンズの装着時に指から、化粧品が付いてしまいます。外すときもレンズを外した後に化粧を落としてください。
10. 定期検査を受けていない。
自覚症状がなくても、眼障害が起きている場合があります。異常がなくても定期検査を受けることをお薦めします。